■ホーム » 県老連活動紹介 » 第42回宮崎県さんさんクラブ大会の開催について
平成29年8月29日(火)、宮崎市民文化ホールにて、1000名余の老人クラブ会員が参加して第42回宮崎県さんさんクラブ大会が開催されました。大会は2部構成で、第1部は表彰式、第2部は記念講演となっています。
開会後、国歌斉唱、物故者への黙祷、綱領朗読が行われ、主催者である宮崎県老人クラブ連合会会長(山田時治に代わり副会長の馬籠英男)が挨拶で、老人クラブを取り巻く現状や課題についてお話され、本日はこの1年間の活動に多大な功績のあった多くの会員・団体の表彰を行うこととされた。
続いて、共催である宮崎県の河野知事が県内最高齢110歳の山口タメさん(日向市)を訪問し、握手をしてきたこと、県内の100歳以上の高齢者が852人いらっしゃることを紹介されて、元気な老人クラブ活動の推進等のため今後とも老人クラブの会員のご活躍等についてお話された。
本日の表彰は、老人クラブ活動に積極的に取り組まれ、功績のあった「優良老人クラブ」、「優良老人クラブ会員」に対して宮崎県知事表彰が行われた。
続いて、永年にわたり老人クラブの運営活動に貢献された方々及び平成28年度に会員加入促進に功績のあったクラブに対して、宮崎県老人クラブ連合会会長表彰が行われた。
最後に、宮崎県老人クラブ連合会の江口常務理事が大会宣言を朗読し、会員の賛同を得て採択され、閉会となった。
第2部の記念講演では、「慢性化した痛みの”真の原因”~生活習慣を見直せば身体は変わる~」と題して、小林市野尻中央病院リハビリテーション部・在宅部部長の三浦崇史先生が、慢性化した痛みのある方々の共通したと特徴は”脊椎湾曲障害”である、とお話された。
脊椎湾曲障害は、①心的ストレス、②内蔵ストレス、③体力(筋量)低下が原因となっていて、この障害が起きると運動するときに生じる力を吸収・緩衝することができなくなり、このために体のあらゆる部位で痛みが生じる。予防法としては、理想的な生活習慣(食事等)にしていくことが大事だというお話をしていただきました。