■ホーム » 県老連活動紹介 » 平成30年度第52回さんさんクラブ宮崎作品展示会
平成30年12月6日(木)から8日(土)までの3日間、宮崎県立美術館において、宮崎県老人クラブ連合会主催の第52回さんさんクラブ宮崎作品展示会が開催されました。今回は、県内の老人クラブの会員482名が絵画、彫刻、工芸、書、写真、手芸の作品を出品されました。出品者の平均年齢は、79.7歳で、90歳以上の方が36名。最高齢者は98歳でした。
展示された作品の中から、宮崎県知事賞、宮崎県議会議長賞等10団体から40点の表彰作品が決定されました。この作品は、工芸部門で宮崎県知事賞を受賞された作品で題名が「折り紙」。小さな折り鶴がなんと約14,000個飾られています。制作者は80歳の男性で、10ケ月ほどかかって完成した逸品です。よくぞこんなに小さな折り鶴が折れたものだと圧倒されます。
この作品は、手芸の部門で同じく宮崎県知事賞を受賞された作品で、題名が「ベッドカバー」。制作者は79歳の女性で、結婚された時にいただいた「明るい生活の家計簿」の表紙のデザインを刺繍されているのです。結婚されて50年、今でもこの家計簿をご使用されているとのこと。今回、金婚式を迎えて記念に制作されたようです。その年、その年の表紙のデザインを刺繍されている時に、いろんな懐かしい思い出がよみがえったことでしょう。